今回はトレードと投資の違いについて私なりの見解を書いていこうと思います。
これについては人によって考え方が違う場合も多いので、この考えが絶対だとは思いません。
ただ、これから投資をしてみたい!と思っている方やFXをやってみたい!と考えておられる方が、自分が今からやろうとしているのが投資なのかトレード(投機)なのかということを理解して始めてほしいなと思い、できるだけ簡単に解説していこうと思います。
世間でよく考えられている投資のイメージ
私も実際にいろんな方としゃべっていると、世間でよく言われている投資のイメージというのが
パソコンのチャートに張り付いて、株を売ったり買ったりを繰り返してお金を増やす
が多いのかなと感じることがあります。
しかし、この”株を売ったり買ったりを繰り返す”というのはどちらかというとトレード(投機)に当たるものです。
投資とは
投資とは簡単に言うと価値を生み出すものにお金を投じる行為です。
例えば、株式投資でいえば
ある会社が社長や従業員が頑張って作った商品やサービスを売ることで利益を積み上げ、この先会社が成長していくだろうと考えたとします。
ということは、その会社の株式を購入し持っておけば、会社の成長に伴い株価が上がったり配当金が支払われた際の利益を享受できると考えられます。
だから、その会社の株式に投資をするわけです。
トレードとは
一方トレードとは、トレード対象が価値を生み続けるものである必要はありません。
値動きさえあればトレードすることができます。
極端な話でいえば、そのものに何の価値もないゴミだったとしても、その値段がその時に上がっていくのならトレード対象になりえます。
”今”上がりそうだから買い、利益が出たところで手放す
これがトレードのやっていることです。
数秒から数分でエントリーから決済を行うスキャルピングや数時間で決済するデイトレード
数日から数週間で決済するスイングトレードなどいろいろなスタイルがあります。
まとめ
今回はかなり簡単にですが投資とトレードの違いを書きました。
金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバートキヨサキさんの言葉を借りると
投資は自分のポケットにお金を運んできてくれるものにお金を投じる行為
と言えるでしょう。
一方トレードは、
対象の値動きから未来を予想し、利鞘を抜いていく行為
と言えます。
仮に同じものを買って売るという行為をしているように見えても、
投資をしているのかトレードをしているのかでやっていることは全然違うわけです。
まず自分がしようとしているのがどちらなのかということをしっかり把握し、そのうえで戦略を立てていきましょう。
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