これまでトレードと投資の違いやトレードとギャンブルの違いについて説明してきました。
ここまで読んでくれた方は、トレードはプラスの期待値のところにお金をBETし続ければいいということはわかっていただけたかと思います。
ただ、期待値がプラスの場所にお金をかけ続けると言われてもピンと来ないかもしれないので、今回はサイコロを使った例で説明したいと思います。
この例を通じて、FXでどうやってお金を稼いでいくかということをなんとなくでもいいので理解していただければと思います。
サイコロゲームを使った例
色々な例を挙げることもできるのですが、今回は簡単にサイコロを使って説明したいと思います。
- サイコロの目が1~4の場合は掛けた額の2倍の払い出し
- サイコロの目が5~6の場合は掛け金没収
- 試行回数の制限はなし
- 1~6の目が出る確率は1/6
上記のような条件のゲームがあったとします。あなたは参加しますか?
私なら絶対に参加します。理由は期待値がプラスだからです。
毎回1万円掛けたとします。仮に6回参加して、きれいに1~6の目が1回づつ出たとしましょう。
- 1の目:2万円の払い出し
- 2の目:2万円の払い出し
- 3の目:2万円の払い出し
- 4の目:2万円の払い出し
- 5の目:掛け金没収
- 6の目:掛け金没収
となります。合計で2万円の利益が出たことになります。
このゲームをひたすら繰り返していけば資金が増えていくというのはわかっていただけるかと思います。
これがまさにトレードのやっていることです。
ここで気を付けてほしいのが、期待値がプラスのゲームで4/6で資金が倍になるからと言って、1回で持ち金全部を突っ込んでしまったら、それはギャンブルになってしまいます。
サイコロを6回振ったからと言って、1~6の目が1回づつ出るとは限りません。
時には6が連続で出ることだってあるわけです。
ただ、何万回と繰り返せば1~6の目の出る確率は限りなく1/6に近づいていきます。
ですから、トレードには資金管理が重要になってくるわけです。
資金管理について書き始めると長くなってしまいますので、今後また書いていきたいと思います。
まとめ
今回はサイコロを使ってトレードとは何をやっているかを説明しました。
なんとなくでもやっていることがわかっていただけると、今後FXをやっていく上で役立ってくるかなと思います。
なんとなく上がりそうだから買ったり、なんとなく下がりそうだから売るということはやっていないということです。
資金管理についても今後触れていきますので、よかったら見に来てください。
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