今回はトレードとギャンブルの違いについてです。
私も以前に「FXってギャンブルでしょ?」なんて言われた経験もあります。
確かにトレードとギャンブルは似た点もあります。
ギャンブルとトレードは何が違うのかの解説していこうと思います。
ギャンブルと違う点
まずは違う点ですが、
- トレードは確率と統計で行う
- ギャンブルは運で行う
だと私は思います。
トレードで生計を立てている方で運のみで勝ち続けている人はいません。
トレードは、こういう条件に当てはまったとき価格は上昇しやすいのではないかと考え(例えば、ロウソク足がこういうチャートフォーメーションになったときやインジケーターがこうなったときと自分で仮説を立てる)
過去のチャートで本当にそうなるかバックテストを取ります。
その結果、どのくらいの確率で上昇するかやその場合の利確・損切りを行った結果の統計を取ります。
そこまでした上で期待値がプラスであると判断できた場合は、その条件に沿ってひたすらエントリーとエグジットを繰り返すことでお金を増やしていきます。
これは大数の法則に則っているので運は必要ありません。
それに対して、ギャンブルは運任せである場合が多いです。
例えば「宝くじを買って当たるのを願う」のような感じです。
私の感覚ですが、ギャンブルは期待値がマイナス(期待値をそもそも気にしてない)の場合が多いと思います。
ギャンブルとの類似点
ギャンブルとの類似点も存在します。
それは、どちらもプロが存在するということです。
ここまで読んで勘のいい方は考えたかもしれませんが、ギャンブルと呼ばれているものも多くは期待値がマイナスの場合が多いのですが、ある場面において期待値がプラスの場合も存在したりします。
期待値がプラスの場面が存在すれば、プロが存在することができます。
ポーカーやパチンコのプロの方もいらっしゃいますよね。
あれは運で勝っているのではなく、期待値のプラスのところに絞って勝負しているから勝ち続けられるのです。
期待値をあげるために
胴元に持っていかれるお金(手数料)を少なくすることも期待値をあげるのに役立ちます。
例えば、宝くじのような胴元に50%以上も持っていかれるようなものでは期待値をプラスにすることはできません。
競馬でも20~30%程度胴元に持っていかれます。
一方で、FXは適切なブローカーを選べば支払う手数料はスプレッドのみと少なくて済むので、トレードには適していると言えます。
FXで勝つために
ここまでで、FXで勝っていくためにはどうすればいいかが見えてきたと思います。
- 期待値がプラスの場所を探す
- 適切なブローカー選び
トレードではどうしても感覚的な部分も出てきてしまうのですが、できるだけ感覚を排除して機械的にエントリーとエグジットをして期待値がプラスの場所を探していく必要があります。
そのためにロウソク足の形や水平線やトレンドライン、インジケーターなどを組み合わせていきます。
また、せっかく儲かっても出金できないブローカーやサーバーが弱く大事な局面で取引できなくなるブローカーを使っていては意味がありません。
ブローカーによって取引で使えるツールなども違ったりしますので、今後おすすめのブローカーやツールの紹介もしていこうと思います。
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